隣のイケメン先生にドキドキが止まらない~内緒の授業は放課後に~
『あ、いえ。まだです。今から帰ってやります』


『だったら一緒にしよう。焼きそばのお礼』


『そんなこと…いいんですか?』


私、大胆にも確認してる。


厚かましいよ。


『課題持ってきて』


『あっ、はい』


何を大それたこと言ってるんだろ…


と思いながらも、自然に体が動いてる。


私は部屋から急いで課題を取って戻ってきた。


先生はワイシャツからネクタイを外してて、リラックスモードだった。


ボタンも2、3個外して、胸辺りまでチラッと見える。


見ちゃいけないと思うと、余計に気になって困るんだけど。


先生は…本当に大人だな。


この香りもやっぱり素敵。


そして、この声も…


先生が、私に話しかける度にドキドキして…全然課題どころじゃない。


リビングのローテーブルに隣同士。


先生はまるで私の家庭教師みたいに、横からノートを覗き込む。


文字を指さすその手まで…
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