エリート外交官の激愛~秘密の一夜で身ごもった子ごと愛されています~
「俺は業務面で大目に見るということが苦手だ。悪い意味で完璧を要求してしまう。指導者向きの性格ではないな。森尾はよく耐えてくれた。一人前まであと少しのところまで成長してくれていたのにな……」
残念だという言葉が続きそうで、瑞希は「ご期待に沿えず、すみません」と謝った。
すると布施が慌てたように言う。
「森尾のせいではないだろ。妊娠させた上に放置した、ろくでなしのせいだ。それは……俺だろ?」
後悔と罪悪感が、彼の眉間に深い皺を刻んでいた。
そんな顔をさせたくない。
あの夜のことは全面的に自分に非があると瑞希は思うので、心が痛んだ。
テーブルの下で冷えた両手を強く握りしめ、瑞希はあえて笑った。
「もう、まだそんなことを言ってるんですか。違います。布施さんはかなり酔っていたので覚えていないと思いますけど、きちんと避妊はしていました」
「避妊具は持ち歩いていない」
「私の家にあったものを、私がつけてあげました」
その時、「お待たせしました」と女性店員がやってきて、注文の品をテーブルに置く。
残念だという言葉が続きそうで、瑞希は「ご期待に沿えず、すみません」と謝った。
すると布施が慌てたように言う。
「森尾のせいではないだろ。妊娠させた上に放置した、ろくでなしのせいだ。それは……俺だろ?」
後悔と罪悪感が、彼の眉間に深い皺を刻んでいた。
そんな顔をさせたくない。
あの夜のことは全面的に自分に非があると瑞希は思うので、心が痛んだ。
テーブルの下で冷えた両手を強く握りしめ、瑞希はあえて笑った。
「もう、まだそんなことを言ってるんですか。違います。布施さんはかなり酔っていたので覚えていないと思いますけど、きちんと避妊はしていました」
「避妊具は持ち歩いていない」
「私の家にあったものを、私がつけてあげました」
その時、「お待たせしました」と女性店員がやってきて、注文の品をテーブルに置く。