エリート外交官の激愛~秘密の一夜で身ごもった子ごと愛されています~
ひとつは布施の局異動で、瑞希が直接的な部下ではなくなったこと。
業務連絡にかこつけて近況を尋ねることができなかった。
もうひとつの方が、理由としては大きい。
みっともなく泥酔して介抱させた上に抱いてしまったあの夜について、布施は罪悪感を持っていた。
その後なにもなかったかのように瑞希が接してくれるから、余計に申し訳ないと……。
瑞希の想いに応えられないのに連絡するのも卑怯な気がして躊躇していたと、布施は語った。
「メールだけでも送っていたなら、届かないことで森尾の退職に気づけただろう。三年間放置したことを後悔している。すまなかった」
「私のことをそんなに気にしてくださっていたとは知りませんでした。メモくらいなら負担にならないかと思ったんですけど、やめておけばよかったです。あの夜のことは全部私が悪い。無理やり誘ったのは私ですから。謝らなければならないのは私……申し訳ありませんでした」
業務連絡にかこつけて近況を尋ねることができなかった。
もうひとつの方が、理由としては大きい。
みっともなく泥酔して介抱させた上に抱いてしまったあの夜について、布施は罪悪感を持っていた。
その後なにもなかったかのように瑞希が接してくれるから、余計に申し訳ないと……。
瑞希の想いに応えられないのに連絡するのも卑怯な気がして躊躇していたと、布施は語った。
「メールだけでも送っていたなら、届かないことで森尾の退職に気づけただろう。三年間放置したことを後悔している。すまなかった」
「私のことをそんなに気にしてくださっていたとは知りませんでした。メモくらいなら負担にならないかと思ったんですけど、やめておけばよかったです。あの夜のことは全部私が悪い。無理やり誘ったのは私ですから。謝らなければならないのは私……申し訳ありませんでした」