エリート外交官の激愛~秘密の一夜で身ごもった子ごと愛されています~
「おじさんで間違いない。海翔くんのお母さんより九つも年上だ。おじさんはね、前にお母さんと一緒に働いていたんだ。会社の人だよ」
海翔がわかりそうな言葉で説明してくれた布施が、困り顔の瑞希に手提げ紙袋を差し出した。
「出張土産を渡すのを忘れていた。追ってきてすまない」
「こんなところまで。駅で声をかけてくだされば――」
「後をつけたんじゃない。駅では森尾を見つけられなかった。保育園に向かえば途中で会えると思ったんだ」
「保育園の場所、どうして知っているんですか……?」
疑惑の目を布施に向けてしまう。
別れ際にまた会いたいと望んだ彼が、『今度は海翔くんも一緒に』と言ったのを思い出したからだ。
瑞希の猜疑心は伝わっているだろうに、布施はなんてことない顔をしてサラリと返す。
「森尾が言ったんじゃないか。『はぐくみ保育園』という名を。検索すれば住所が出てくる」
(そうだったかな……?)
思い当たらなかったが、紙袋をズイと突き付けてくるので受け取るために瑞希は海翔を下ろした。
すると海翔が「あしょぼ!」と布施に寄っていくから、また慌てた。
海翔がわかりそうな言葉で説明してくれた布施が、困り顔の瑞希に手提げ紙袋を差し出した。
「出張土産を渡すのを忘れていた。追ってきてすまない」
「こんなところまで。駅で声をかけてくだされば――」
「後をつけたんじゃない。駅では森尾を見つけられなかった。保育園に向かえば途中で会えると思ったんだ」
「保育園の場所、どうして知っているんですか……?」
疑惑の目を布施に向けてしまう。
別れ際にまた会いたいと望んだ彼が、『今度は海翔くんも一緒に』と言ったのを思い出したからだ。
瑞希の猜疑心は伝わっているだろうに、布施はなんてことない顔をしてサラリと返す。
「森尾が言ったんじゃないか。『はぐくみ保育園』という名を。検索すれば住所が出てくる」
(そうだったかな……?)
思い当たらなかったが、紙袋をズイと突き付けてくるので受け取るために瑞希は海翔を下ろした。
すると海翔が「あしょぼ!」と布施に寄っていくから、また慌てた。