社長はお隣の幼馴染を溺愛している《宮ノ入シリーズ④》
「え?」
きょとんとしていると、要人が二階を指差す。
「服は二階だぞ」
「どうしてサイズがわかるのよっ!」
「触ればわかる。ウエストが増えたのも……」
ぎろりと私が睨むと、要人は慌てて浴室へ姿を消した。
要人が言ったとおり、クローゼットには洋服が揃えられ、下着まである。
「なっ……! 私の下着のサイズまでわかるとか……」
助かるけど、私の心境は複雑だった。
ここまで知られていると、うかつに太れない。
「なんて恐ろしい男なの……!」
家の中を見て回ったけど、部屋数もじゅうぶんあり、暮らしやすいように、現代風にリフォームされている。
一階のリビングから眺める庭の灯籠に灯りがついていて、青紅葉を照らす。
立派過ぎる家を眺め、時間が過ぎる。
「志茉。気に入ったか?」
がしがしとタオルで髪をふきながら、要人がリビングに現れた。
「うん。とても素敵な家で……。でも、要人。すごくお金使ったでしょ?」
「まあな。でも、俺は質素なほうだぞ」
「どこが!?」
「宮ノ入の社長や役員は、もっと贅沢だぞ。住んでいるのも高級マンションだし、別荘も持っている」
きょとんとしていると、要人が二階を指差す。
「服は二階だぞ」
「どうしてサイズがわかるのよっ!」
「触ればわかる。ウエストが増えたのも……」
ぎろりと私が睨むと、要人は慌てて浴室へ姿を消した。
要人が言ったとおり、クローゼットには洋服が揃えられ、下着まである。
「なっ……! 私の下着のサイズまでわかるとか……」
助かるけど、私の心境は複雑だった。
ここまで知られていると、うかつに太れない。
「なんて恐ろしい男なの……!」
家の中を見て回ったけど、部屋数もじゅうぶんあり、暮らしやすいように、現代風にリフォームされている。
一階のリビングから眺める庭の灯籠に灯りがついていて、青紅葉を照らす。
立派過ぎる家を眺め、時間が過ぎる。
「志茉。気に入ったか?」
がしがしとタオルで髪をふきながら、要人がリビングに現れた。
「うん。とても素敵な家で……。でも、要人。すごくお金使ったでしょ?」
「まあな。でも、俺は質素なほうだぞ」
「どこが!?」
「宮ノ入の社長や役員は、もっと贅沢だぞ。住んでいるのも高級マンションだし、別荘も持っている」