離婚するはずが、極上社長はお見合い妻に滾る愛を貫く

 そう言うと彼はわたしの首筋にかみつくようにキスをした。

 そしてそこからゆっくりと下がっていき、ふくらみにキスを落とす。それまで下着で隠されていた部分を次々暴いていく。

 素肌に触れる手のひらや唇が熱い。声にならない吐息が漏れる。そしてそれがどんどん大きくなっていく。

「んあっ……慶次さぁん」

 体の奥にある快感を引き出される。

 こんなこと今まで経験したことがない。

「和歌、悪い。もう限界」

 彼がわたしの耳元で囁く。その声にさえ体は素直に反応する。彼が体を起こすと、フロアランプに照らされて彼の体が露わになる。

 ほどよく筋肉のついた均整の取れた体。わたしを射抜くように見つめる熱を持った瞳。彼もわたしを求めていることが十分にわかった。

 わたしが頷くと彼が額にキスをしてから、唇を塞ぐ。

「んっ……あぁ」

 彼を受け入れた痛みに思わず声が出る。

「痛いか?」

 わたしが頷くと、彼は今度は頬にキスをした。

「やめる?」

「いやっ」

 自分でも驚くくらい即答していた。それには慶次さんも驚いたようで一瞬目を見開いた。

「そうか、よかった。俺も今さらやめられないから」
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