離婚するはずが、極上社長はお見合い妻に滾る愛を貫く
彼が立ち止まり、わたしの左手を取った。そしてポケットに手を入れるとなにかを取り出した。
それはきらきらと輝くダイアモンドの指輪だ。女の子なら誰でも憧れるきらめきがそこにあった。
「和歌、俺と本当の夫婦になろう。今さらだろうけど、結婚してください」
真剣な目がわたしを見つめている。彼はいつだってわたしを見てくれていた。
見合いの時も結婚式の時も離婚を切り出した時でさえ、逃げずにわたしに寄り添ってくれた。彼がいない人生なんて考えられない。
「はい。ふつつかな妻ですが、いつまでも慶次さんのそばにいたいです」
ずっとずっとそう思っていた。けれど彼に告げたのは初めてだ。思いを告げる大切さは今のわたしが一番よくわかっている。
わたしの返事を聞いた慶次さんが、左手の薬指に指輪をはめてくれた。
「最初からこうやっておけばよかった。なにか困ったことがあったとしても、俺が守ってやれば済む。それだけだったのにな」
慶次さんの大きな手がわたしの頬に添えられた。そしてゆっくりと顔が近づいてくる。わたしはそっと目を閉じて、彼の唇を受け入れた。
それはまるでふたりの将来を誓うキスみたいだった。
それはきらきらと輝くダイアモンドの指輪だ。女の子なら誰でも憧れるきらめきがそこにあった。
「和歌、俺と本当の夫婦になろう。今さらだろうけど、結婚してください」
真剣な目がわたしを見つめている。彼はいつだってわたしを見てくれていた。
見合いの時も結婚式の時も離婚を切り出した時でさえ、逃げずにわたしに寄り添ってくれた。彼がいない人生なんて考えられない。
「はい。ふつつかな妻ですが、いつまでも慶次さんのそばにいたいです」
ずっとずっとそう思っていた。けれど彼に告げたのは初めてだ。思いを告げる大切さは今のわたしが一番よくわかっている。
わたしの返事を聞いた慶次さんが、左手の薬指に指輪をはめてくれた。
「最初からこうやっておけばよかった。なにか困ったことがあったとしても、俺が守ってやれば済む。それだけだったのにな」
慶次さんの大きな手がわたしの頬に添えられた。そしてゆっくりと顔が近づいてくる。わたしはそっと目を閉じて、彼の唇を受け入れた。
それはまるでふたりの将来を誓うキスみたいだった。