離婚するはずが、極上社長はお見合い妻に滾る愛を貫く
 初めて自分からしたキスは恥ずかしいけれど、なかなかいいかも!と思う。しかしそう思えたのもつかの間。

「んっ!」

 わたしが離れていこうとした瞬間、後頭部に慶次さんの手が添えられた。そして彼の方からキスをしかけてくる。それも大胆に深く。

 最初は抵抗しようとしていたけれど、好きな人から与えられるキスに逆らえるはずなんてない。

 わたしはあっという間に体の力を抜いて全身彼にあずけて、与えられる愛に応えていた。

「……ん、はぁ」

「なあ、そんな色っぽい声出すの反則だろう」

「だって、全部慶次さんのせいだから」

「俺のせい?」

「はい。こんなふうになっちゃうのは。大好きな慶次さんのせい」

 彼の首に手を回して思いを伝える。

「そうだな、全部俺が悪い。だから責任取ってずっと幸せにするから」

 もう一度彼がわたしにキスをした。

 彼の愛情を示すかのような深いキスに、わたしはリハーサルがあるのも忘れてすっかり夢中になった。

 離婚から始まったわたしたちの物語は愛にあふれて続いていく。

END


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