夏の終わり〜かりそめの恋人が、再会したら全力で迫ってきました

恥ずかしくなる一方の会話に居た堪れないせいか、切る気もないのに脅してみせた。

『わぁっ、待て切るな。連絡ありがとうな…』

「私の方こそ、連絡先、教えてくれてありがとう」

『今日は、まだホテルに着いたばかりだから、こうしてられるけど、明日からはわからない。連絡がきてもこんな長い間のやり取りを返せない時の方が多いと思う。だけど、必ず見るし、返信するから、なんでもない話でもいい、おはようでもおやすみだけでもいい。お前と繋がっていたい』

「うん、わかってるよ。私も理玖と繋がっていたい。おはようもおやすみも送るから、文面なくてもいいから、既読をつけて、スタンプだけでもいいから返してくれると嬉しい」

『あぁ…必ず、何かしら返事する』

「…もう、遅いし、寝てね」
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