夏の終わり〜かりそめの恋人が、再会したら全力で迫ってきました
「どうしてそう言う話になったかあまり覚えてないんだけど。前に脅されたって話たじゃない?」
「聞いたな⁈」
「習い事の帰り、送ってくれるって言うけど、ほぼ初対面と同じだし、警察官って言っても怖いし、警戒してたの。でも、久世の後継者には、自分より理玖が相応しいとか褒めてて、自分は、同じ曲者を出し抜いて警視総監になるのが合ってるとか腹黒内容を話してる時に、理玖でよかったって顔に出てたらしくて、癒されるって言われた。その後、なぜか乗り換えませんかって言われて、即座にお断りしたんだよ」
「へー」
「私には理玖しかいないもんって言ったし」
「当たり前だ。そんなことで怒ってない。報連相って知ってるよな⁈報告、連絡、相談。囮の件といい、聞いてないことに怒ってるんだ」
「自分だって、報連相ないじゃん」
「俺のは、いろいろと秘密裏の行動だったし、万が一ハッカーや盗聴で内容を知られる訳にはいかなかったんだ」
「でも、お爺ちゃんには連絡してた」
「まぁ、隠語で爺さんと俺でしかわからない会話だけどな」
「その半分くらいは、私にも時間使って欲しかったの。スタンプ一つとかじゃなくて」
「それに関しては、寂しい思いをさせて悪いと思ってる」