夏の終わり〜かりそめの恋人が、再会したら全力で迫ってきました
「灯台を一緒に登った時には、多分好きになってたと思う。自覚したのはやっぱり、海で理玖に好きだって言われた時かな」
「無自覚で、あんな可愛いく煽ってたのか。もう、一目惚れしていた俺には…あのシースルーのワンピースとか酷だった。水着も俺好みでエロいし、あの時はもう、残された時間も限られてたし、告る以外考えられなかった」
「見たこともない婚約者だけど、私には相手がいたし、理玖が告白してくれなかったら、気がつかないふりしてた事に、後悔してたかも。告白してくれてありがとう」
「いえいえ、どういたしまして。でも、あの時の俺の頭の中、キスしたら、めちゃめちゃ相性いいんだろうなって思ってたし、キスしたら体中痺れまくるから、邪な思考でさそったからな。感謝されると少し罪悪感が…」
「初めては理玖がいいって思ったし、今はこうして一緒にいるからあの日の告白は正解でいいの」
「ポジティブな亜梨沙、好きだぞ」
「えへへ、私もどんな理玖でも好きよ」
布団の中でぎゅと抱き込まれる。
「絶対、2人でまたあの島行こうね。そして、思い出巡りしよう」
「はぁー、辛い。禁欲生活だった俺の側に、こんな可愛い亜梨沙がいるのに抱けないなんて、親父さん鬼かよ。あー抱きてー」