夏の終わり〜かりそめの恋人が、再会したら全力で迫ってきました
朝食も慌ただしく、会場となるホテルのエステサロンにて現在、母と施術中。
自分磨きは、どうも甘かったらしい。
「はぁ、若いからと手抜きのスキンケア。ありえないわ」
「頑張ってたし」
頬に手を当てて、母は、残念な子を見る目で憐れんでる。
「ほんとかしら。顔は頑張ってたんでしょうけど、ボディーケアは足りなかったようね。日焼けの跡がまだ残ってるわよ。夏まで消えるのかしら?ウエディングドレスを着たいなら、エステも通いなさい」
「…はーい」
クスクスと術師のお姉様方に笑われて、恥ずかしい。
「大丈夫ですよ。私共がお嬢様を完璧に仕上げますので、夏までお任せください。今日は、お着物と伺ってますけど、フルコースで対応させて頂きます。頑張りましょうね」
朝からホテルでなんの準備かと思っていたが、こういうことでした。
「お披露目の時は、クタクタになってそう」
「大丈夫ですよ。マッサージいたします」
にこりと笑うお姉様の笑顔は、やる気に満ちていた。
彼女らの頑張りで、お肌はツルツル、なんだか少し色白になったような…浮腫もなくなり、手足がほっそりした気も。ウエストも確実に細くなった。
うん、通おう。
メイクさんが入る前にと、小腹を満たし、着付けが入る。
前回の時同様、着物がとても高そう。0がいくつあるんだろう?