期間限定マリアージュ~四年越しの旦那様はエリート社長、誓いのキスが子作りの合図~
「ベットの上でもそんな顔見せてくれるのか?麻莉」
「えっ?」

「イッちゃった様な顔してんぞ…」

「・・・」

私は唇を尖らせて彼を睨んだ。

「・・・君の方こそ、冗談が通じないのか?」

「・・・そんな…下世話な冗談は嫌いです…」

「でも、君は俺の子を産まなきゃいけない…違うか?」

「そうですけど…でも、急に言われても…」
「・・・それもそうだな…」

彼も私に同感した。
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