片思いウエディング~夫の不倫で!?離婚しましたが、コロナ禍で再婚して赤ちゃんを授かりました~
私は凪斗君に添うようにカラダを横たえながら、絵本を読んだ。
今日は疲れていたのか寝つきが良く、私が絵本を読む前にグッスリと眠ってしまった。
「眠ったのか?」
「はい…」
圭斗さんはソファに腰を下ろして缶ビールを口にしていた。
でも、味覚の分からない彼は気難しい表情を浮かべる。
「君も飲むか?」
「いえ」
私は彼と距離を置いて、腰を下ろす。
「…凪斗もすっかり…澪に懐いてるな…」
「はい…」
あのまま、何もなく結婚生活を続けていれば…子供が一人いや二人は居たかもしれない。
「・・・本当に君はお人好しだよ…澪」
「はい、お人好しです・・・」
私は自信満々に返した。
彼は私の言葉に虚を突かれたように目を円くする。
「俺は褒めてないぞ…澪」
「私は褒め言葉として取りました…」
今日は疲れていたのか寝つきが良く、私が絵本を読む前にグッスリと眠ってしまった。
「眠ったのか?」
「はい…」
圭斗さんはソファに腰を下ろして缶ビールを口にしていた。
でも、味覚の分からない彼は気難しい表情を浮かべる。
「君も飲むか?」
「いえ」
私は彼と距離を置いて、腰を下ろす。
「…凪斗もすっかり…澪に懐いてるな…」
「はい…」
あのまま、何もなく結婚生活を続けていれば…子供が一人いや二人は居たかもしれない。
「・・・本当に君はお人好しだよ…澪」
「はい、お人好しです・・・」
私は自信満々に返した。
彼は私の言葉に虚を突かれたように目を円くする。
「俺は褒めてないぞ…澪」
「私は褒め言葉として取りました…」