平凡な私の獣騎士団もふもふライフ4
コーマックは、リズが伏せていることがあるらしいと察したようだ。両手で腕を掴み、頭を屈めて目を覗き込んでくる。
「本当にそれだけですか? 何か理由があって離れろと言ってきたから、あなたは余計に悩んでいるのでは?」
「ち……違いますっ。私は、本当に」
彼の目が気遣わしげに細められて、リズは言葉を切った。
「リズさん、あなたが嘘を吐けない人だとは知っています。いったい、魔女は他に何かを話したんですか」
「そ、それは」
「僕は、あなたが見たというのなら、魔女の存在を信じます。ですから、話してください。それは結婚を悩むほどのことなのですか?」
「なんで副団長様は、そんなに心配をするんですかっ」
咄嗟に震えた声を荒げ、コーマックの話を遮った。言いたい気持ちと、言えない気持ちのせめぎ合いで泣きそうになる。
「あなたが大切だからですよ。そして、団長のことも大切なんです。幸せになってもらいたいんですよ」
その真摯な言葉に、張っていた気も解けていった。
「副団長様、私……」
その時だった。シモンがぴくりと反応し、「あ」と声を上げると同時に、勢いよく扉が開かれた。
急いで戻ってきたのか、ジェドが急く足取りのまま入室してくる。
「コーマックも入ったと、下にいたトナーたちに聞いたが」
「本当にそれだけですか? 何か理由があって離れろと言ってきたから、あなたは余計に悩んでいるのでは?」
「ち……違いますっ。私は、本当に」
彼の目が気遣わしげに細められて、リズは言葉を切った。
「リズさん、あなたが嘘を吐けない人だとは知っています。いったい、魔女は他に何かを話したんですか」
「そ、それは」
「僕は、あなたが見たというのなら、魔女の存在を信じます。ですから、話してください。それは結婚を悩むほどのことなのですか?」
「なんで副団長様は、そんなに心配をするんですかっ」
咄嗟に震えた声を荒げ、コーマックの話を遮った。言いたい気持ちと、言えない気持ちのせめぎ合いで泣きそうになる。
「あなたが大切だからですよ。そして、団長のことも大切なんです。幸せになってもらいたいんですよ」
その真摯な言葉に、張っていた気も解けていった。
「副団長様、私……」
その時だった。シモンがぴくりと反応し、「あ」と声を上げると同時に、勢いよく扉が開かれた。
急いで戻ってきたのか、ジェドが急く足取りのまま入室してくる。
「コーマックも入ったと、下にいたトナーたちに聞いたが」