平凡な私の獣騎士団もふもふライフ4
会場内を渦巻くざわめきが、唐突に呻きへと変わった。意識があった者たちが、苦しそうにしたかと思ったらドゥッと膝をついた。
人々の間を走り抜けていたトナーたちも、驚いたように立ち止まった。
「今度はなんなんだ!?」
「兵も騎士も、全員だぞ!」
獣騎士たちの慄きに、コーマックが立ち上がりながら「落ち着きなさい!」と声を張り上げる。
「動けるのなら尚更、僕らが冷静でならなくてどうするんですか」
「し、しかし副団長」
「君たちは問題ありませんか?」
「な、ないっス」
今のところ獣騎士団とニコラスも平気だ。コーマックにジロリと確認された部下たちが、落ち着きますと両手をサッと上げて返答する。
すると、別方向から同じく答える声がした。
「非所属ですが、私も問題ないことを答えておきます」
それは、ニコラスの専属の護衛騎士エドモンドだった。いつもの冷静沈着さで、トナーたちに続いて片手を上げている。
「エドモンドさん!」
同じく会場の中で平気そうに立っているエドモンドを見て、リズはホッとした。
「殿下と一緒にご到着されたんですか?」
「はい。殿下が先に走っていってしまわれて」
と、近づいてくるエドモンドの目が、ジェドへと向く。
「ところで団長、これはいったいどういう状況なんです?」
「俺にも分からん。青い薔薇の造花を着けている者で、無事な者はまだいるか?」
人々の間を走り抜けていたトナーたちも、驚いたように立ち止まった。
「今度はなんなんだ!?」
「兵も騎士も、全員だぞ!」
獣騎士たちの慄きに、コーマックが立ち上がりながら「落ち着きなさい!」と声を張り上げる。
「動けるのなら尚更、僕らが冷静でならなくてどうするんですか」
「し、しかし副団長」
「君たちは問題ありませんか?」
「な、ないっス」
今のところ獣騎士団とニコラスも平気だ。コーマックにジロリと確認された部下たちが、落ち着きますと両手をサッと上げて返答する。
すると、別方向から同じく答える声がした。
「非所属ですが、私も問題ないことを答えておきます」
それは、ニコラスの専属の護衛騎士エドモンドだった。いつもの冷静沈着さで、トナーたちに続いて片手を上げている。
「エドモンドさん!」
同じく会場の中で平気そうに立っているエドモンドを見て、リズはホッとした。
「殿下と一緒にご到着されたんですか?」
「はい。殿下が先に走っていってしまわれて」
と、近づいてくるエドモンドの目が、ジェドへと向く。
「ところで団長、これはいったいどういう状況なんです?」
「俺にも分からん。青い薔薇の造花を着けている者で、無事な者はまだいるか?」