平凡な私の獣騎士団もふもふライフ4
――たとえそれが事実だろうと、離さない。
魔女から秘密を告げられた時、より強くなった腕から、そんな彼の意思が伝わってくるようで安心できた。ここにいろ、と全身で伝えられている気がした。
《カルロには同意したくないのですが……返す言葉がありませんね》
《俺に同意したくないってどういうことだよ》
《そのままの意味ですよ》
カルロとエリーの言い合いが始まった。リズは獣のお喋りを聞きながらも、心はジェドの方へと飛んでいた。
無事でいるかしら。
会いたい。
こんな時なのに、とても会いたくなった。ただの我儘だと思うのだけれど、リズはジェドといると、どんどん欲張りになってしまうのだ。
ジェドに、もっと好きになってもらいたい。笑っていて欲しい。結婚したい。
夫婦としての生活が、早く始まればいい。そして彼との子供を授かって、家族としてカルロも一緒に笑って暮らしていきたい……。
「……どこにいるの」
リズは手ごと婚約指輪を引き寄せ、祈るように口付けを落とした。この指輪に誓いを立てた時からずっと、リズはジェドのものなのに。
『俺はリズに恋焦がれている』
彼はパーティー会場でそう言ったけれど、それはリズの方だ。
魔女から秘密を告げられた時、より強くなった腕から、そんな彼の意思が伝わってくるようで安心できた。ここにいろ、と全身で伝えられている気がした。
《カルロには同意したくないのですが……返す言葉がありませんね》
《俺に同意したくないってどういうことだよ》
《そのままの意味ですよ》
カルロとエリーの言い合いが始まった。リズは獣のお喋りを聞きながらも、心はジェドの方へと飛んでいた。
無事でいるかしら。
会いたい。
こんな時なのに、とても会いたくなった。ただの我儘だと思うのだけれど、リズはジェドといると、どんどん欲張りになってしまうのだ。
ジェドに、もっと好きになってもらいたい。笑っていて欲しい。結婚したい。
夫婦としての生活が、早く始まればいい。そして彼との子供を授かって、家族としてカルロも一緒に笑って暮らしていきたい……。
「……どこにいるの」
リズは手ごと婚約指輪を引き寄せ、祈るように口付けを落とした。この指輪に誓いを立てた時からずっと、リズはジェドのものなのに。
『俺はリズに恋焦がれている』
彼はパーティー会場でそう言ったけれど、それはリズの方だ。