平凡な私の獣騎士団もふもふライフ4
リズは大地の揺れに動揺した自分たちだけでなく、相棒獣たちの集中も一気に戻るのを感じた。
カルロの視線を追いかけて 目を疑った。
「何、あれ……!?」
リズは、みんなも見るよう指差した。
青い大空に、煌々と光を放つ巨大な薔薇の蕾が浮かんでいる。それは胎動のような青い光を吐き出しながら、ゆっくりと回転していた。
あまりにも現実離れの光景に、相棒獣と揃ってポカンとする。
「魔法の展開だと?」
ジェドの緊迫した声が聞こえた。カルロに手を触れている彼が、険しい表情をしている。
コーマックがすぐに駆け寄った。
「団長、いったい何が」
「魔女が、王都を消すとかいう大魔法の最終段階に入ったそうだ。お前ら、ついて来いっ!」
説明も惜しいとジェドが動き出し、リズたちはすぐさま騎獣体勢に入ると、倒れて動けなくなっている人々の間をカルロたちで駆けた。
◆§◆§◆
リズたちが飛び出して行ってから、少し。
王城のパーティー会場には、意識はあるが動けないでいる人々で溢れていた。ベルベネット子爵のおかげで、どうにか苦しさからは解放されている状況だ――が、別の意味で苦しんでいる真っ最中でもあった。
「おいベルベネット子爵、あのまずい丸薬はなんだ!?」
「うう、噛んだらどろっとした……っ」
カルロの視線を追いかけて 目を疑った。
「何、あれ……!?」
リズは、みんなも見るよう指差した。
青い大空に、煌々と光を放つ巨大な薔薇の蕾が浮かんでいる。それは胎動のような青い光を吐き出しながら、ゆっくりと回転していた。
あまりにも現実離れの光景に、相棒獣と揃ってポカンとする。
「魔法の展開だと?」
ジェドの緊迫した声が聞こえた。カルロに手を触れている彼が、険しい表情をしている。
コーマックがすぐに駆け寄った。
「団長、いったい何が」
「魔女が、王都を消すとかいう大魔法の最終段階に入ったそうだ。お前ら、ついて来いっ!」
説明も惜しいとジェドが動き出し、リズたちはすぐさま騎獣体勢に入ると、倒れて動けなくなっている人々の間をカルロたちで駆けた。
◆§◆§◆
リズたちが飛び出して行ってから、少し。
王城のパーティー会場には、意識はあるが動けないでいる人々で溢れていた。ベルベネット子爵のおかげで、どうにか苦しさからは解放されている状況だ――が、別の意味で苦しんでいる真っ最中でもあった。
「おいベルベネット子爵、あのまずい丸薬はなんだ!?」
「うう、噛んだらどろっとした……っ」