平凡な私の獣騎士団もふもふライフ4
カルロが避けた攻撃に気づいたエリーたちが、慌てて浮いた状態で急停止し、サッとよける。
「止まりな獣!」
魔女が再び魔法攻撃を放った。
だが、カルロは一歩も引かず猛スピードで突進した。リズが「あっ」と思った一瞬後、彼が頭で雷の塊のような魔法を弾き、第二撃を尻尾で払い、第三撃を口で受け止めて思いきり〝噛み砕いた〟。
その止まらない姿は、まさに狂暴な獣だった。
魔女の表情が、初めて緊張に歪む。
「さすがは経験豊富な戦士は違うか。魔法にも耐性を持っているとは――ぐぅっ」
カルロの尻尾が魔女を捉えた。押し潰さない程度の力で地面に叩きつけ、苦悶の声を上げた彼女を容赦なく大きな前足で踏みつけて動きを封じ込める。
彼の大きな爪が、魔女を囲むように床に突き刺さる。
あっという間の勝敗に、リズはコーマックたちと同じくポカンとした。
カルロに騎獣しているジェドも、まさか魔法攻撃まで対処できるとは思っていなかったのだろう。小さく息を吐く。
魔女が咳込み、苦しげにカルロを睨み付けた。
「獣が、あたしを踏みつけるのかい。精霊化し、永遠を生きることになったあたしは、聖獣と同格。不敬であるぞ」
「ふん!」
知ったことか、とカルロが言ったような気がした。
「お前が消えれば、この魔法とやらも消えるんだろう」
ジェドが貴族衣装の長いジャケットの下から、仕込み刀を取り出した。
「止まりな獣!」
魔女が再び魔法攻撃を放った。
だが、カルロは一歩も引かず猛スピードで突進した。リズが「あっ」と思った一瞬後、彼が頭で雷の塊のような魔法を弾き、第二撃を尻尾で払い、第三撃を口で受け止めて思いきり〝噛み砕いた〟。
その止まらない姿は、まさに狂暴な獣だった。
魔女の表情が、初めて緊張に歪む。
「さすがは経験豊富な戦士は違うか。魔法にも耐性を持っているとは――ぐぅっ」
カルロの尻尾が魔女を捉えた。押し潰さない程度の力で地面に叩きつけ、苦悶の声を上げた彼女を容赦なく大きな前足で踏みつけて動きを封じ込める。
彼の大きな爪が、魔女を囲むように床に突き刺さる。
あっという間の勝敗に、リズはコーマックたちと同じくポカンとした。
カルロに騎獣しているジェドも、まさか魔法攻撃まで対処できるとは思っていなかったのだろう。小さく息を吐く。
魔女が咳込み、苦しげにカルロを睨み付けた。
「獣が、あたしを踏みつけるのかい。精霊化し、永遠を生きることになったあたしは、聖獣と同格。不敬であるぞ」
「ふん!」
知ったことか、とカルロが言ったような気がした。
「お前が消えれば、この魔法とやらも消えるんだろう」
ジェドが貴族衣装の長いジャケットの下から、仕込み刀を取り出した。