平凡な私の獣騎士団もふもふライフ4
「いいぞ! 前回はエドモンドのせいで見られなかったからな! 大いにやってくれ!」
リズはかぁっと赤くなった。
ジェドの言う『いちゃいちゃ』に関しては、二人の時にならしていい、とは言っていた。
甘いキスからの、とても人様に見せられるようなものではない触れ合い。それをこんなに人がいる中でするのを考え、顔から火が出そうになった。
「リズ? だめか?」
ジェドのねだる甘い声に、くらくらしてくる。
リズだって、朝に彼を突っぱねてから少々〝ジェド不足〟だった。悪いとは思っているし、彼を甘やかしてしまいたい……。
でも、だめだ。
じーっと見てくるニコラスとシモン、幼獣の視線が大変気になった。そして、エドモンドもこちらをじっと冷静に見つめている。
「だっ、だめに決まっているでしょう! 子供の前ですよ!」
リズは、咄嗟にジェドの手を振り払った。
なんだしないのかと、ニコラスが残念がってつぶやく。
「そもそもリズよ。俺は子供ではなく、王子だぞ」
「俺、もう十五歳の男だよ~」
シモンもほぼ同時に主張してきた。けれどリズは熱くなった頬を両手で押さえ、ジェドや彼らから顔をそむけて冷ますのに必死だった。
「どちらも子供では」
様子を見守っていたエドモンドが、冷静に指摘する。そのそばでカルロが、相棒を思ったかのように細い溜息をもらした。
◆§◆§◆
リズはかぁっと赤くなった。
ジェドの言う『いちゃいちゃ』に関しては、二人の時にならしていい、とは言っていた。
甘いキスからの、とても人様に見せられるようなものではない触れ合い。それをこんなに人がいる中でするのを考え、顔から火が出そうになった。
「リズ? だめか?」
ジェドのねだる甘い声に、くらくらしてくる。
リズだって、朝に彼を突っぱねてから少々〝ジェド不足〟だった。悪いとは思っているし、彼を甘やかしてしまいたい……。
でも、だめだ。
じーっと見てくるニコラスとシモン、幼獣の視線が大変気になった。そして、エドモンドもこちらをじっと冷静に見つめている。
「だっ、だめに決まっているでしょう! 子供の前ですよ!」
リズは、咄嗟にジェドの手を振り払った。
なんだしないのかと、ニコラスが残念がってつぶやく。
「そもそもリズよ。俺は子供ではなく、王子だぞ」
「俺、もう十五歳の男だよ~」
シモンもほぼ同時に主張してきた。けれどリズは熱くなった頬を両手で押さえ、ジェドや彼らから顔をそむけて冷ますのに必死だった。
「どちらも子供では」
様子を見守っていたエドモンドが、冷静に指摘する。そのそばでカルロが、相棒を思ったかのように細い溜息をもらした。
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