平凡な私の獣騎士団もふもふライフ4
その日、王都には引き続き晴れ空が広がっていた。
正午過ぎ、リズの姿は王都の町にあった。春色の髪によく合うスカートにもあたらない距離をたもって、コーマックとシモンが後ろから続く。
「えぇと、……僕らと一緒で良かったんですかね?」
ぷんぷんとしながら歩いているリズへ、コーマックがまた同じことを確認する。
「いいんです」
リズは、先頭を歩きながらきっぱり述べた。
本日、ジェドは単身社交だ。これまでいくつか付き合わされていたので、リズも貴族としての社交の大変はさ実感していた。
『妻になったら色々と忙しい身となりますもの、今のうちよ』
ピリピリしていたこともあってか、アリスティアに勉強時間の休憩で買い物を提案され、迷わずリズは返事をした。
少し気を晴らしたかったのも本当だ。 グレイソン伯爵の婚約者として誰かを連れなさいと言われ、これまで通りのようにはいかないのだとも感じ、コーマックとシモンに同行を頼んだ。
ジェドとカルロのいない外出は初めてで、寂しいのに、ホッとしてもいた。
彼に見合うような相手にならなくてはと、無意識に気を張っていたみたいだ。彼の隣にリズがいていいのか、今だって考えてしまう。
『結婚には、慎重に』
王都に到着した矢先、そう占い師に言われた言葉が次第に存在感を増している。
正午過ぎ、リズの姿は王都の町にあった。春色の髪によく合うスカートにもあたらない距離をたもって、コーマックとシモンが後ろから続く。
「えぇと、……僕らと一緒で良かったんですかね?」
ぷんぷんとしながら歩いているリズへ、コーマックがまた同じことを確認する。
「いいんです」
リズは、先頭を歩きながらきっぱり述べた。
本日、ジェドは単身社交だ。これまでいくつか付き合わされていたので、リズも貴族としての社交の大変はさ実感していた。
『妻になったら色々と忙しい身となりますもの、今のうちよ』
ピリピリしていたこともあってか、アリスティアに勉強時間の休憩で買い物を提案され、迷わずリズは返事をした。
少し気を晴らしたかったのも本当だ。 グレイソン伯爵の婚約者として誰かを連れなさいと言われ、これまで通りのようにはいかないのだとも感じ、コーマックとシモンに同行を頼んだ。
ジェドとカルロのいない外出は初めてで、寂しいのに、ホッとしてもいた。
彼に見合うような相手にならなくてはと、無意識に気を張っていたみたいだ。彼の隣にリズがいていいのか、今だって考えてしまう。
『結婚には、慎重に』
王都に到着した矢先、そう占い師に言われた言葉が次第に存在感を増している。