平凡な私の獣騎士団もふもふライフ4
ジェドがこんなにも素敵だからこそ、緊張もする。
彼は、何を着たって似合う。でも、リズは他の誰の目も惹かない普通の女の子だ。はたして、あの美しいドレスを着こなせるのだろうか?
「さて、行こうか」
用意が整ったと呼ばれて、応接席で待っていたジェドと一緒に立ち上がる。案内する女性店員についていくと、男女に別れた部屋の前で彼が足を止めた。
「楽しみにしてる」
一時の別れさえ惜しむように、流れるような仕草で髪をすくいとられ、口付けを落とされた。
彼の唇が髪に触れていると思うだけで、肌に触れられているかのように体が熱くなった。女性たちの「お羨ましいですわ」「素敵な旦那様ですわね」と微笑まし気に言ってくる声も恥ずかしい。
「だ、団長様っ、皆様をお待たせさせるわけにはいきませんから、早く行って来てくださいっ」
思わず両手で突っぱねて、ぐいぐい背中を押した。
「おや、俺の奥さんは恥ずかしがり屋だな。なんとも可愛い人だ」
「もうっ」
旦那様呼ばわりが恥ずかしかったことを分かっていて、ジェドがいたずらっぽく奥さん呼びしてくるのも、リズの頬をますます薔薇色に染めた。
「ごめん、分かったよ。行ってくる」
なだめるように顔を引き寄せ、額にちゅっとキスをされた。店員に案内されて、ジェドがあっという間に隣の部屋へと入っていく。
残されたリズは、額を手で押さえて顔を真っ赤にした。
彼は、何を着たって似合う。でも、リズは他の誰の目も惹かない普通の女の子だ。はたして、あの美しいドレスを着こなせるのだろうか?
「さて、行こうか」
用意が整ったと呼ばれて、応接席で待っていたジェドと一緒に立ち上がる。案内する女性店員についていくと、男女に別れた部屋の前で彼が足を止めた。
「楽しみにしてる」
一時の別れさえ惜しむように、流れるような仕草で髪をすくいとられ、口付けを落とされた。
彼の唇が髪に触れていると思うだけで、肌に触れられているかのように体が熱くなった。女性たちの「お羨ましいですわ」「素敵な旦那様ですわね」と微笑まし気に言ってくる声も恥ずかしい。
「だ、団長様っ、皆様をお待たせさせるわけにはいきませんから、早く行って来てくださいっ」
思わず両手で突っぱねて、ぐいぐい背中を押した。
「おや、俺の奥さんは恥ずかしがり屋だな。なんとも可愛い人だ」
「もうっ」
旦那様呼ばわりが恥ずかしかったことを分かっていて、ジェドがいたずらっぽく奥さん呼びしてくるのも、リズの頬をますます薔薇色に染めた。
「ごめん、分かったよ。行ってくる」
なだめるように顔を引き寄せ、額にちゅっとキスをされた。店員に案内されて、ジェドがあっという間に隣の部屋へと入っていく。
残されたリズは、額を手で押さえて顔を真っ赤にした。