冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
ロマンチックという言葉とは程遠い、若干投げやりなプロポーズをされて、うれしい人がいる?
「お断りします。失礼します」
あきれて反論する気にもなれない。
示談書の入った封筒をバッグに入れて部屋を出ていこうとしたけれど、スッと八木沢さんが前に立ちふさがった。
「どいてください」
「結婚して俺の部屋に住めば、家賃も光熱費も浮く。なんなら起業のための援助もしよう」
「起業?」
思わぬ提案に目が大きくなる。
「仕事、見つからないんだろ? だから、一般の事務職にまで手を広げようとしてる」
彼はジャケットの内ポケットから、なにかの用紙を取り出した。
「あっ! どうして持ってるんですか?」
彼の手からひったくるように取り返す。
目ぼしい求人情報を印刷したものだったのだ。
「先週、うちに来たときに落としただろ」
「そうでしたっけ……」
「お断りします。失礼します」
あきれて反論する気にもなれない。
示談書の入った封筒をバッグに入れて部屋を出ていこうとしたけれど、スッと八木沢さんが前に立ちふさがった。
「どいてください」
「結婚して俺の部屋に住めば、家賃も光熱費も浮く。なんなら起業のための援助もしよう」
「起業?」
思わぬ提案に目が大きくなる。
「仕事、見つからないんだろ? だから、一般の事務職にまで手を広げようとしてる」
彼はジャケットの内ポケットから、なにかの用紙を取り出した。
「あっ! どうして持ってるんですか?」
彼の手からひったくるように取り返す。
目ぼしい求人情報を印刷したものだったのだ。
「先週、うちに来たときに落としただろ」
「そうでしたっけ……」