冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
素直に帰ったんじゃないの?


「ま、結婚を早めればいいんじゃないか?入籍してしまえば、さすがにあきらめるだろ」


九条さんのとんでもない発言に、あんぐり口を開ける。

結婚を早める?
なに言ってるの?


「そうするか」


八木沢さんが私を見て言うので、思いきり顔がゆがんだ。

この賢い弁護士さんたち、脳みそ溶けかかっているんじゃないだろうか。

返す言葉も出てこず固まっていると、「それじゃ、お幸せに」と勝手な言葉を吐いた九条さんが出ていった。


「なんなの……」
「なにって、俺と新見さんの結婚についてだろ。あれっ、そういう相手いる?」
「いませんけど……」


インテリアコーディネーターとして働きだしてから、男性関係はまったくなし。

セクハラされて、彼氏はしばらくいらないと思ったのもあるし、仕事に没頭しすぎてそちらに気が回らなかったのもある。


「それなら結婚しよう」
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