冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
これはどういう反応なのだろう。


「なあ、嫌いなの?」


自分で尋ねておいて、答えを聞くのが怖い。

嫌いだとはっきり言われても手放したくない。
いや、手放せない。


「……嫌いじゃないです。嫌いじゃないから困ってるんです!」


今、なんて言った?


「八木沢さんは児玉さんから逃げたいんですよね。だから私と結婚すると言いだしたんでしょ。でも私は……。私は、八木沢さんのことが――」


その先は、俺に言わせろ。

七緒の口を指で押さえて制したあと、彼女を壁に追いつめる。

目を真ん丸にして俺を見上げてくる七緒に、今すぐキスしたい。


「あんなの、口実に決まってるだろ。俺は七緒が好きだ。好きだから俺のものにしたい」


まっすぐ目を見て伝えると、彼女は無意識なのか俺の腕を強くつかんできた。


「ほんと、に?」
「こんなこと、冗談で言えるか。結婚しよう」
「八木沢さん……」


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