冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
まさか、仕事に嫉妬してたの?


「ふふふ」

「なに笑ってんだ」

「彬さんって、意外とかわいいんだなと思って」


本音を漏らすと彼の眉尻が上がるので、しまったと焦る。

怒った?


「誰に向かってかわいいと言ったんだ? 俺が大人の男だとわかってないんだな」
「キャッ」


ソファに組み敷かれて目を白黒させる。


「そんなに夜まで待てないのか」
「ま、待てます!」


あれ?
待てますって……私、とんでもないことを口走ったような。

私の上の彬さんは、笑いをかみ殺している。


「やっぱり期待してるんだ」
「違いますって。もう!」


なんだかおかしくて、私も噴き出してしまった。


結局、私がパースを仕上げるまで、彼は隣で観察していた。


「できた……。これでどうでしょう?」


今ある家具は生かしつつ、もう少し収納を増やした提案は、自分では結構気に入っている。

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