冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「そんな物欲しげな顔して。夜まで我慢な」
「は?」


我慢するのはあなたのほうよ!

目を点にしていると、彼は「七緒といると飽きない」とクスクス笑う。

どうやら、またからかわれたみたいだ。


でも、せっかくふたりでいるのに彼を放置した私も悪いのかもしれない。

パースを描くのをやめて一緒にソファに座った。


「出かけますか?」
「んー。やめておく」


疲れているからなのか、今日は雨が降っているからなのか。
そういえば、雨の日に出かけた記憶がない。

まあ、特に用もないのに濡れるのも嫌か。


「それじゃあ、映画でも見ます?」


提案したけれど、乗ってこない。


「やっぱり、七緒が仕事してるところ見てる」
「嫌なんじゃ?」


それですねたんでしょう?


「七緒はインテリアについて考えているとき、すごく幸せそうな顔してるから。俺にもそういう顔しろよって思っただけ」


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