冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
しきりに感心している彼だけど、私よりずっと難しいことを知っているのに。


「やったー。ようやくOKが出た」


この部屋のパースを何枚描いただろう。

彼に見せるたびに、『ちょっと違う』と抽象的な言葉で却下され続けてきた。


「ほかに七緒が気に入ってるのがあれば、どれでもいいぞ」
「えっ?」


どういうこと?


「まだ気づいてないのか? 俺がOKを出さなかったのは、お前をここに来させるために決まってるだろ」

「嘘……」


衝撃の告白に開いた口がふさがらない。


「三つ目のも、なかなかよかったな。まあ、七緒が好きなように変えてくれて構わない」

「彬さん!?」


今までの私の努力はなんだったの?


「お前が悪いだろ」
「なんで私?」
「お前が俺を夢中にさせるから悪い」


思いがけない言葉に、心臓が大きな音を立てる。


「あとで腰が立たなくなるまで抱いてやるから、許せ」
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