冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「はい。浦川さんは私の上司で、素晴らしい人でした。私たち部下を守るために残業を減らしてほしいと役員に訴えたら、それならお前が働けと、とんでもない量の仕事を振られたのです」
「な……」
営業部部長が思わず声を漏らしている。
普通はこうした尋問は原告側が行い、被告代理人の俺が「異議あり。本件とは関係がない質問です」と止めるところだ。
しかしもちろん続ける。
「当時、遺族が民事訴訟を提起しましたが和解が成立しております。原告側が超過勤務を証明できなかったというのがその理由の大半を占めますが、超過勤務の証拠が見つかりました。こちら、追加の証拠として提出します」
「なにを言ってるんだ、君は!」
俺が馬場さんが所持していた当時の日記帳を裁判長に提出すると、社長が立ち上がって怒りの声をあげる。
几帳面な彼の日記帳には、始業、そして終業時間が毎日書き込まれていた。
「な……」
営業部部長が思わず声を漏らしている。
普通はこうした尋問は原告側が行い、被告代理人の俺が「異議あり。本件とは関係がない質問です」と止めるところだ。
しかしもちろん続ける。
「当時、遺族が民事訴訟を提起しましたが和解が成立しております。原告側が超過勤務を証明できなかったというのがその理由の大半を占めますが、超過勤務の証拠が見つかりました。こちら、追加の証拠として提出します」
「なにを言ってるんだ、君は!」
俺が馬場さんが所持していた当時の日記帳を裁判長に提出すると、社長が立ち上がって怒りの声をあげる。
几帳面な彼の日記帳には、始業、そして終業時間が毎日書き込まれていた。