冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「例えばとあるわいせつ案件だが、高裁ではコンビニの店員だった被害者が客の加害者に腕を絡められても笑顔だったことから、渋々であっても身体的接触は同意していたと判断された」
「そんな……」
きっと怖かったからに違いない。
八木沢さんは小さくうなずいてから続ける。
「ところが最高裁では、店員が笑顔で抵抗しなかったとしても、客とのトラブルを避けるためだったとした」
「当然です!」
興奮して声が大きくなる。
「被害者側からしたら当然だと思うことも、そう判断されない場合もある。いろんな理不尽と闘いながら裁判に持ち込んで世間の目にさらされる羽目になっても、慰謝料が認められないケースも珍しくはない」
裁判を甘く見ていたかもしれない。
悪い者は罰せられるのが当然だが、冤罪を生んではならない。
難しいところなのだろう。
うなずくと、彼はため息をつく。
「そんな……」
きっと怖かったからに違いない。
八木沢さんは小さくうなずいてから続ける。
「ところが最高裁では、店員が笑顔で抵抗しなかったとしても、客とのトラブルを避けるためだったとした」
「当然です!」
興奮して声が大きくなる。
「被害者側からしたら当然だと思うことも、そう判断されない場合もある。いろんな理不尽と闘いながら裁判に持ち込んで世間の目にさらされる羽目になっても、慰謝料が認められないケースも珍しくはない」
裁判を甘く見ていたかもしれない。
悪い者は罰せられるのが当然だが、冤罪を生んではならない。
難しいところなのだろう。
うなずくと、彼はため息をつく。