GET BACK TOGETHER
転ぶと思ったその時、大知さんが私の腕を掴んで止めてくれた。

「大丈夫!?」

そして心配そうに私の顔を覗き込んだ大知さんを見たら、ボボボと頬が熱くなる。

恥ずかしすぎる……!
酔っ払って躓いちゃうなんて!


「ご、ごめんなさーー「絵麻」


え。と一瞬フリーズした。

背中から聞こえてきたこの声……


焦って振り返ると目を見開いてる光輝が立っていた。

しかも結婚式以来のスーツ姿だ。

どうやら仕事帰りらしい。


バッタリ会ってしまった。

広くて、人ばかりの東京で、光輝に。

結婚式までの六年間は、会いたくても会えなかったのに。

しかも二回目。

どんな確率……
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