GET BACK TOGETHER
目尻を優しく下げる微笑む顔にドキドキして、

優しい声にドキドキして……


あの頃は全部が温かかった。


あの頃に戻りたい……。


そう思うと目尻からまた涙が溢れた。


私達はいつまでこんな状態なのかな?

私はいつ光輝を取り戻せるのかな?


私は鞄を漁ると中から携帯を取り出した。

未だに履歴は無い。


絶対に今、光輝は彼女といるよね……?

私のことなんて微塵も考えてもいないんだよね……?


鳴らない携帯がその証拠。

今の光輝には私はただの性の捌け口でしかなくて、ただの暇潰し程度の存在なのだろう。


光輝は服を着たまま一回したら、ホテルに私を置き去りにする酷い男。
< 129 / 481 >

この作品をシェア

pagetop