GET BACK TOGETHER
なんて、光輝は言うだろう。

彼女といるのにそんなこと出来るわけ無いとか言われるのかな。


でも大丈夫。

断られるのを分かっていて掛けたから。

声を聞けて良かったーーーー……


『良いよ』


え。






ホテルで二十二時に待ち合わせをした。
泣き腫らした顔は化粧で誤魔化した。
早めに着いた私はソワソワしながらロビーで光輝を待っていた。

すると待ち合わせの三分前、ラフな私服姿の光輝が現れた。


「彼女は、良かったの……?」

訊いたのは、光輝の口から私とクリスマスイブを過ごしたいと言って欲しかったから。

だってこんな日に此所に来てくれたのは私を選んでくれたからでしょ?


「呼び出しといてそれ?」

笑って返す光輝に私は勇気を出してコクリと頷く。
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