GET BACK TOGETHER
「だってクリスマスイブだし……」


言って欲しい…

私と居たかったって……




「彼女が生理痛で帰っちゃったから暇になったの」


笑顔の光輝の返答に私は呆然としてしまった。


「だから絵麻の相手をしてあげようと思って」


私は期待していた。

今日呼ばれたのがラブホテルじゃなくて、ちゃんとしたホテルだったから。

彼女と使えなくなったホテルを無駄にしないために私を呼んだんだ。

私は本当にただのセフレなんだね……。

でも、それでも、恋人にとって大事なイベントの今日、私の所に来てくれたのには違いない……。




そして部屋の前。
私は部屋に入った光輝の背中に飛び付いた。


「お願い……まずシャワー、浴びさせて……」

いつものようにすぐにベッドに押し倒される前に言いたかったから。

大知さんの感触を消してから、光輝に抱かれたいから。
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