GET BACK TOGETHER
でも今の絵麻にはそんな優しさ要らないから。

逃げようとするから、顔を両手で押さえ込んだ。

絵麻の六年振りを味わうように舌を蹂躙させる。

絵麻はもう逃げる気も無くなったらしい。

真っ暗闇の中、唇を食んで、舐めて、何度角度を変えるキスをして。

すると舌を絡めて答えてきた。

なに、結婚相手はキスが下手なわけ?

すごい俺に情熱的に返してくるんですけど。


すぐに俺の身体は頭とは裏腹に昂ぶって、絵麻のナカに入りたくて仕方がなくなって。

ジャケットとネクタイはドアの前で脱ぎ捨てた。

麻耶を抱きかかえると、恥じらいもなく俺の首に腕を回してキスに答える絵麻。

こんな積極的な絵麻、知らない。


俺の知らない絵麻。

嫉妬心が沸々と沸き始める。

ベッドに座らせて、ドレスを勢いよく脱がせたら、思わず綺麗な身体につい見惚れてしまう。


でもこの身体は、俺以外の男が味わってる。

さっきの嫉妬心がどんどん膨れ上がって、その男より気持ち良くさせてやろうなんて考えが湧いた。
< 276 / 481 >

この作品をシェア

pagetop