GET BACK TOGETHER
「クソッ……」

だが全然仕事が終わらないし、良いアイデアも浮かばない。

リフレッシュしようと俺は椅子に身体を預けて凭れると、ブラインドの隙間から入ってきているものが月明かりだということに気付いた。

いつの間にか、もう外、真っ暗じゃん……。
絵麻にも明日のこと、メールを送らなきゃ。

あ、クリスマスなんだし、絵麻にプレゼント買っておけば良かったな……。
プレゼントを考える余裕も無かった。

でも絵麻が俺に会ってくれるのかもわかんないよな。
俺が一方的に言っただけだし。

婚約者、いるからな……。

そういや昔、絵麻にクリスマスにネックレスを渡したな。

あれもかなり悩んだ。

指輪だと重すぎるかなとか、指輪は本番にとっとくべきかなとか、凄く悩んで、ネックレスにした。

絵麻はいつもあのネックレス着けててくれたな。

もうきっと今は、捨てられてると思うけど……。

絵麻は今頃、婚約者と居るのかな……


『ブブブブブ!』


感慨に耽っていたその時、机の上に置いていた電話が震えた。
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