GET BACK TOGETHER
「俺を疑うわけ?」

余裕そうに笑う佐々木。

「じゃあ付いてきてよ」


俺は佐々木の言う通り佐々木に付いていく。
待ってろと言われたのは男子トイレの中。
大人しく待っていたら、扉が開く音が聞こえた。


「あの…………たの?」

佐々木の声だ。
何かを佐々木が言ったが声が小さすぎて聞こえなかった。


「……佐々木君には関係ないでしょ」

これは絵麻の声だ。

「この前の同窓会も光輝とホテルに行ったわけ?」

次の佐々木の声は聞こえてきた。

「行ってないから!」

絵麻が声を荒げて否定した。

「自分からフっといて昔の男を二回も誘うって魔性の女だね。あ、景品使ったから三回は行ったのか」

「行ってないから!もう他の人と使ったから!」


え。


「え?誰と?」

「好きな人と!」
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