GET BACK TOGETHER
そしてやっとの思いで進行役さんまで辿り着くと、「確認するので紙を下さい」と言われたので渡した。
早く終わってと心の中で願う。


『一位おめでとうございます!お名前もらって良いですか!?』

笑顔でそう言ってマイクを向けられ、緊張が増した私は硬直した。


ひゃあああああ!!!
景品は要らないから席に戻りたい!!!


「お名前は?」

固まっていたら笑顔で催促されてしまった。

こ、これは……い、言わないと席に帰れない……。


『……あ、安東、です……』

答えると進行役さんはマイクを自分へと戻す。


『顔真っ赤にして可愛いですね~!』

お願い、そこはイジらないで下さい!
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