GET BACK TOGETHER
『一位の賞品は誰と使いますか!?』

マイクを再び向けられた。

まさかそんな質問攻めにされるとはと、私はパニックを起こす。

私はテンパッてアワアワしていると、進行役さんはマイクを自分へと戻してくれた。


良かった……諦めてくれた……

と、ホッとしたのも束の間……


『って野暮ですね!安東さん可愛いから、彼氏と行きますよね!?』

そう言うと、また私の元にマイクが帰ってきた。


嘘でしょ……っ!

私は早く終わって欲しくて首を何度も縦に振る。


『ではでは景品贈呈!皆様拍手~!』

そう言うと目録が目の前に差し向けられた。


やっと終わってくれる!
これで緊張から解放される!


私は俯きながら目録にサッと素早く手を出して受け取ると、拍手の中を足元を向きながら足早に光輝の元へ戻る。
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