GET BACK TOGETHER
俺は首を横に振った。
嫌なことを考えるのはやめようと。
今は深いことを考えず、絵麻が元の生活に戻れるようにするべきだ。


それから仕事をしていた。
没頭していてパッと時計を見た時には既に十七時。
家に着いたのは十四時だったが、十七時になっても絵麻は出て来ていない。

流石に心配して絵麻の部屋をノックする。
反応が無くて焦って開けると、絵麻はベッドの上でくるまって眠っていた。
絵麻の寝顔を久々に見た。

とりあえず晩ご飯を作ろう。

サラダと味噌汁と野菜炒め。
健康的な食事にした。

出来上がった時に丁度絵麻が起きてきた。

「今、丁度呼びに行こうとしてた。晩ご飯出来たよ。手を洗ってきて」

「……」

だが絵麻は黙って立っている。

「あ、場所分からない?連れてくよ」

俺は絵麻の手を握って洗面所へ連れていく。

「この奥がお風呂、横がトイレだから」

「……」

絵麻は未だ黙って立ったまま。
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