GET BACK TOGETHER
「洗ってあげる」

俺はめげずにそんな絵麻の手を強引に引っ張って洗った。

そして絵麻をダイニングに座らせると頂きますをした。
でも絵麻の箸は全然進んでいない。

「口に合わなかった?」

「……お腹空いてない」

「少しでも食べて」

「……」

絵麻は無表情で黙ってしまった。

無理強いは良くないだろう。
俺はそれ以上言わなかった。

そういえば薬はどうしよう。
正直、中毒性が出てしまうから飲ませたくない。

どうにもならない時に飲ませることにした。


「絵麻、お風呂用意するよ。先に入ってね」

「……」

絵麻は返事をせず黙ったまま。
俺はお風呂のお湯の自動のボタンを押してから、後片付けをすることにした。
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