GET BACK TOGETHER
「俺は真剣だよ。中学二年からずっと絵麻だけを好きだから」

「嘘ばっかり!」

「嘘じゃないよ。絵麻が信じてくれるまで言い続ける。俺は中学二年の時、絵麻に一目惚れして告白した。高校二年の時に絵麻の初めてをもらった時からずっと一緒にいたいと思ってる」

「嘘!」

「絵麻が京都に来てくれた度、新婚気分を勝手に味わってた」

「嘘!」


暴れる絵麻を押さえながら暫く話をしていたら、絵麻は瞼を重そうにして目が次第にとろんとし始める。


「やっぱり、薬、飲ませたでしょ……」

「ごめん……」

「光輝、なんて、嫌い……」

「俺は愛してる」

「嫌い……」


絵麻の瞳が完全に閉じると目尻から一筋の涙が流れ落ちた。


「絵麻?」

「スー、スー……」

呼び掛けてみるけれど、絵麻から聞こえるのは規則的な寝息。


俺は絵麻に俺の長袖のTシャツを着せた。
勝手に絵麻の荷物を漁るのは失礼かなと思ったから。
ベッドに横にさせると布団を被せた。
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