GET BACK TOGETHER
「そのマグカップ……」
絵麻が突然溢した。
「え?」
マグカップって……もしかして、絵麻がくれたあのマグカップのこと?
俺は取ろうとしたカップから手を離して、食器棚の端に大切に置いていたマグカップを掴む。
「うん、絵麻が俺が京都に行く時にくれたマグカップ。俺の宝物」
絵麻にその貰ったマグカップを見せる。
「でも少し欠けちゃってからは、これ以上壊れてほしくなくて飾り物になっちゃってるんだ」
絵麻は何も言わなかった。
でも目が合った。
いつもは目すらまともに見てくれなかったのに。
それに絵麻の瞳に僅かに涙が浮かんでいる気がした。
「それよりも絵麻、おはよう。今日も好きだよ」
俺は日課のキスを頬にして気持ちを伝えた。
その日の夜、雪那から電話が来た。
『光輝、仕事復帰出来そう?』
「まだ」
今が一番大事な時期だと思う。
焦っちゃいけない。
絵麻が突然溢した。
「え?」
マグカップって……もしかして、絵麻がくれたあのマグカップのこと?
俺は取ろうとしたカップから手を離して、食器棚の端に大切に置いていたマグカップを掴む。
「うん、絵麻が俺が京都に行く時にくれたマグカップ。俺の宝物」
絵麻にその貰ったマグカップを見せる。
「でも少し欠けちゃってからは、これ以上壊れてほしくなくて飾り物になっちゃってるんだ」
絵麻は何も言わなかった。
でも目が合った。
いつもは目すらまともに見てくれなかったのに。
それに絵麻の瞳に僅かに涙が浮かんでいる気がした。
「それよりも絵麻、おはよう。今日も好きだよ」
俺は日課のキスを頬にして気持ちを伝えた。
その日の夜、雪那から電話が来た。
『光輝、仕事復帰出来そう?』
「まだ」
今が一番大事な時期だと思う。
焦っちゃいけない。