GET BACK TOGETHER
あ、


きっとこれは夢ね。

だって私の都合の良いように出来ているから。




次に気付いた時には、目の前には私が光輝にあげたマグカップ。


「このマグカップ……」

「え?」


私が呟いた言葉に驚いている声が返ってきた。
誰か居るとは思わなかった私は驚いて顔を向けると、また光輝がいた。
光輝は端に置いてあったそのマグカップを掴むと私に見せた。


「うん、絵麻が俺が京都に行くときにくれたマグカップ。俺の宝物」

え?


「でも少し掛けちゃってからは、これ以上壊れてほしくなくて飾り物になっちゃってるんだ」

掛けちゃっても持っていてくれてたの……?

嬉しくなって光輝に目を向けると、優しく目尻が下がった。


また今日も笑ってる。

私、その顔、大好きなの……
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