GET BACK TOGETHER
「アンタが私にチャンスをくれたのに何で今更出てきたわけ!?それに自分だけが苦しんでるみたいにさ!赤ちゃんだってアンタの責任でもあるでしょ!」


え。
赤ちゃん……責任……て……、何……?


「アンタ、光輝の将来も潰す気……?光輝はアンタのために大事なコンペを諦めたのよ……」

潰す気って……?それに……


「コンペ……?」


私が呆然としながら溢すと、目の前の彼女はハッと鼻で笑う。


「まさか、光輝から何も聞いてないの!?」

何を?


「嘘でしょ!」

ワケが分からず呆然としていたら、再び鼻で笑われてしまった。


「光輝の人生をこれ以上潰したくないなら今すぐ消えて!」

「ユキナ!もう止めろ!」

突然目の前の彼女を制するように横から男の人が出てきたが、私は男の人の出した名前が気になって仕方がない。

ユキナ…………そうだ、ユキナ。

私、知ってる。

光輝の彼女、雪那薫。
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