GET BACK TOGETHER
何で苦しくなるなら光輝はそんなことしたの……。
そのまま死なせてくれたら良かった……。


その時、少し先に歩道橋が見えた。
私は重い身体を動かして、階段を上っていく。
涙は頬を伝い続けているけれど、誰も居ないから私を気に留める人も居ないから良かった。

歩道橋の真ん中。
下を覗くとかなりのスピードで車が次から次へと走行しているのが見える。

ここから落ちればきっと死ねる。

そうすれば全てラクになれる。

私が居なくなれば、光輝はもう苦しむことはない。

ごめんね、光輝。

もう苦しむ必要は無いよ。

私、永遠に居なくなるから。


私は歩道橋の手摺りに手を掛ける。
足を三十センチ程の段差に乗せると手摺りを使って手摺りへと上がろうとした。

だが身体が震えて、中々上がれない。

今更何を脅えてるの、私。
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