相思相愛マリアージュ(前)~君さえいればそれでいい、二人に家族計画は不要です~
俺は心電図モニターを見つめ、彼女に心拍の再開をこの目で確認した。

「良かった・・・」
ようやく安堵の息が漏れ、張り詰めていた緊張の糸が解れる。
「槇村…お前は少し休め…後は俺が引き受ける…」

「高木先生・・・いえ…俺も…」

「…ともかく、その涙をふけっ。槇村」

「分かりました」

俺はオペナースにタオルで涙を拭いて貰った。


輸液の準備も整い、高木先生の外科手術が始まった。

俺も高木先生の手術の介助に入る。

オペ室に居る全員が彼女を命を救う為にベストを尽くした。


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