敏腕CEOは執愛で契約妻の初めてを暴きたい
「魔性?」

なにを言い出すのだというような表情をしながら、仁くんは私に歩み寄った。

次の瞬間、ふわっと体を抱き上げられる。

「きゃっ、なに?」

「美玖に妄想の百倍いやらしいことをしてやりたくなった」

仁くんは軽やかな足取りで階段を上がっていく。

私は「ムッツリ!」と罵りつつ、声を上げて笑う。

でも本当は、仁くんを独り占めにしているみたいでうれしかった。





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