俺がお前を夢の舞台へ
蒼空からのメッセージに書いてあったことがよみがえる。


「俺は、どんな点差だろうとアイツらを信じてるよ。アイツらの努力も、仲間を想う気持ちも、全部本物だ。お前の仕事は涙を見せることか?そんな諦めましたってサインの涙なんて二度と流すな」


「…はい…っ」


泣くな、私。


信じるんだ。


勇翔を、尚輝くんを、タローを、皆を。





大柳先生が言った通り、ベンチに戻ってきたナインたちは諦めていなかった。


目に光が宿っていて、鬼気迫る表情をしていた。


「ちょっといいか」


タローが皆に呼びかける。


「分かってると思うけど、絶対諦めんなよ。6点差だ。勝つためには7点必要だ。それでも、最後まで諦めんな」
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