エリート放射線技師は、ウブな彼女をたっぷりの溺愛で甘やかす。
「軽く食べてもらえるもの作って行こうかしら……うーん」
先ほど買ってきた食材でクレープ作って野菜でも巻こうかな、それなら今すぐじゃなくてもいいし。
私は早速取り掛かりクレープ生地を作り、サラダをササッと巻いてラップで包んだ。それを三つほど作りお弁当袋に入れると私は彼のスマホも一緒に入れて家を出た。
私が病院に着いたのは17時ごろ。会えなくても誰かに渡せたらいいんだけどなぁと思いながら病院へ入る。
……だが、入ることはできなかった。スマホないと困るよなぁと考えていれば、後ろから「七瀬さん?」と話しかけられる。